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斎藤登美夫の今夜の戦略!

  • ■ Profile
    大学卒業後、雑誌編集者を経て為替専門情報社に入り、約13年間の記者生活を送るが2004年4月末で退職し独立。
    現在は個人向け為替情報会社『エフエックス・ニュースレター』の代表を務める。為替ディーラー、アナリスト、 ヘッジファンド・マネジャー、霞ヶ関など豊富な人脈を生かした分析や見通しを始めとする情報の提供には定評がある。 各種レポートをつうじた情報提供やセミナーなどで活躍中。
2009.07.03

ドル/円=米休場も動きにくい、基本はレンジ内での揉み合いか

  • 予想レンジ
  • 95.40〜96.40円
戦略

< 戻り売り >
ドルの戻り売り。エントリーレベルは96.30-40円、利益確定レベルは95.50-60円。ロスカットレベルは96.80-90円。

マーケット解説

本日の東京タイムは、95円台後半を中心とした40ポイントほどのボックス相場で明確な方向性はうかがえなかった。それほど大きな材料は見られなかったが、それでも有力格付け機関であるS&Pが日本の一部生保の格下げを実施するなど、やや円売り要因が目立つ一日だった。
テクニカルに見た場合、猫の目相場とでもいうべき値動きでトレンドが連日二転三転する展開をたどっている。一昨日に97円に接近するドル高の進行も、ドルは上方向のリスクを拡大させたわけではなく、結局形成しているレンジを若干上方向へと拡大させたに過ぎないのかも知れない。移動平均や一目均衡表の主要線も横ばいに近い動きで、目先はあまり大きな価格変動が期待出来ないものの、将来的な視野に立つと、たとえば移動平均における主要線の収斂は保ち合い放れの予兆として認識されており、現在そうした状況に傾斜しつつあることは注意しておく必要がある。
一方、材料的には、本日は米独立記念日の振替でNYが休場となることもあり、指標の発表などをはじめ目立った要因は見られない。週末ということで予断は許さないが、レンジ内で動きにくい展開となる可能性もある。

ユーロ/円=上値トライはダマシか、目先サポートは133.45円

  • 予想レンジ
  • 133.70〜136.00円
戦略

< 戻り売り >
ユーロの戻り売り。エントリーレベルは135.70-80円、利益確定レベルは134.10-20円。ロスカットレベルは136.30-40円。

マーケット解説

本日の東京タイムは、一時ユーロ安が進行するも結局行って来い。前日欧米タイムのトリシェ発言(現在の金利が最低だとは決めていない)を引きずり早朝こそユーロ売りが進行したが、そこから切り返すと夕方にかけてはほぼ全戻しを達成している。なお、発表された6月の独サービス業PMI確報、6月のユーロ圏サービス業PMI確報はともに予想を上回った。
テクニカルに見た場合、今日の東京タイムの動きだけでは判断の下しようがないものの、昨日の大幅反落を受けて一昨日にNYクローズで上抜けたボックス内にユーロは再び押し戻されてきたことからすると、ユーロ高方向へのトライは仕切り直しどころかダマシだった可能性すら否定出来ないと考えたい。そんなユーロのサポートは、まず直近上げ幅のフィボナッチ61.8%押しに当たる133.45円レベルで、おりしも本日の東京タイムはほぼ同レベルでユーロは下げ止まっている。割り込むようだと移動平均の90日線も程近い直近安値の131.40円レベルが視界内に入ってくるだろう。
一方、本日は東京タイム18:00には5月のユーロ圏小売売上高が発表される予定となっている。

ポンド/円=基本的にリスクは下向き、サポートは156.40円か

  • 予想レンジ
  • 156.00〜158.50円
戦略

< 戻り売り >
ポンドの戻り売り。エントリーレベルは158.30-40円、利益確定レベルは156.40-50円。ロスカットレベルは159.30-40円。

マーケット解説

本日の東京タイムは、1円程度のボックス内で上下に振れる荒っぽい値動き。16時ごろには157.70円台のデイリーハイをつけたものの、そこから短時間で再び振り落とされてロンドン市場を迎えている。
テクニカルに見た場合、判断が難しく悩ましい足形。一昨日の切り返しはいわゆる「ダマシ」で、やはり調整は続いているのだろうか。動静が読みにくいのだが、昨日のポンド安進行で一目均衡表の転換線や基準線などのほか直近上げ幅の半値押しなどが位置する157円前半を割り込んできたことから、基本的なリスクはポンド安方向に高いと考えたい。そんなポンドのサポートは、前述した直近上げ幅のフィボナッチ61.8%押しにあたる156.40円レベルで、これは本日の東京安値に近い。しっかり割り込むと、100%押しの154.05円が視界内へと捉えられることになりそうだ。
一方、本日は東京タイム17:30に6月の英サービス業PMIが発表される予定となっている。

発行・編集:FXニュースレター(http://www.fx-newsletter.com/
執筆担当:斎藤登美夫

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